仁義なき戦い
電話が鳴りました。
年配の男性の声が『本を探してるんですけれど…』という
…なぁんかこの声、イヤな記憶での聞き覚えがあるんですが、まぁ電話の声というのは大雑把にしか変換されてないので、同じ年代の声というのは似てくるのかもしれないと思い直し「どのような本をお探しですか?」と営業スイッチonで対応するもなんだかアヤシイ。
『儀式とかそういう関連の本を探してるんです』
やっぱりアヤシイ。デムパゆんゆんだもんよ。
でも、まだこの辺あたりだとマジに探しているお客さまもいないわけではないので・・・でも限りなくクロなので
「そう言った専門書ですと当店ではちょっと扱ってないですね。申し訳ありません」
とさっさと切ろうとしたら、まだ食い下がってくる
・・・これはクロ決定だろうwwww きっと次はエロワードを繰り出してくるぞ、と身構える。
『娘とTVを見てて大陸の儀式のことをやってて割礼の儀式ってのをやってて、なんだろうねぇ?ということになって。だから割礼ってどんなことをするか調べたいんですよ』と
やっぱお前か!!毎年春に電話をかけてくる変態オッサン!!
今年はまだ寒いからって油断しちまったじゃないか!wwwww
娘とか生徒とか第3者を引き合いに出してエロ誘導する手は変わらないけど、今年は随分とマニアックなキーワードを持ちだしたなww
なんならオイラが割礼ってどんなことをするか眉ひとつ動かさずに教えてあげてもよろしくてよ?・・・ともいえるはずがなく
「本当に申し訳ありませんが、そういう書籍の扱いはございません。失礼いたします」と電話を切りました。
でも電話を切った後で
「そんなこと本屋に聞くなggrks!」って怒鳴ってやりゃよかったなと
またオッサンから電話が着たらそう応対してやろうと
密かにリベンジを誓ったのであった。
風は冷たいけれど、春は確実に近付いている。